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BASE Q HALLのご案内・配信パッケージのリリース秘話

※本記事は2023年12月1日にBASE Qメールマガジンより配信された内容を転載しております。

こんにちは。BASE QのHALLを担当しております山川です。

昨今、コロナに伴う世の中の停滞感も落ち着き、再び、BASE Q HALLでもリアルに行われるイベントが増えてきました。今、改めてBASE Q HALLの役割・どういったことができるのかお伝えしたいと思い、メルマガをお送りさせていただきます。ぜひ、最後までご一読いただけますと幸いです。

BASE Q HALLとは?

ご存じの方も多いかと思いますが、BASE Qは、イノベーション創造・発信の拠点として活動しています。BASE Q HALLについても、開催・発信する内容を“イノベーションに関連する内容”に厳選して、2023年も約160件のイベントを実施・予定しています。

BASE Qのオンライン配信パッケージプランとは?

BASE Q HALL も2018年の開業当初は、主にオフライン専用のイベント会場として運用していました。しかし、2020年のコロナ禍以降、各イベント主催者様がオフラインにて集客したイベントを実施することが難しくなりました。そんな中、サービス提供を開始したのが『イベント会場』、『配信サービス』をワンパッケージに設計したオンライン配信パッケージプランです。コロナ禍が落ち着いた現在も、多くの主催者様にご利用いただいています。サービスの特徴をご紹介させていただきたいと思います。

■ベース設計~イベントプロモーション~配信までをワンストップで提供。
BASE Qで提供しているオンライン配信パッケージプランでは、会場選定、配信設計、会場・機材のセットアップ、本番対応、動画の納品、といった配信に関連する一連のサービスに加え、イベントのプロモーションもワンストップで提供しています。
多岐に跨るサービスのため、多くは複数社にまたがるやり取りが発生してしまい、運営において冗長性を生む原因ともなりますが、BASE Qでは一本化された窓口でのサジェスチョンが実現できるように設計しています。

■イベント(配信)会場もインクルード
 BASE Qのイベント会場はHALL1、HALL2、キッチン、スタジオのエリアで構成されています。配信パッケージでは配信サービスに加えこれらのイベント会場もセットで提供しています。また、エリア毎にそれぞれ特徴があるため、イベント内容や規模感に応じた最適な会場選定が可能です。

・HALL1
約360名収容可能でBASE Qの中では一番広いスペースとなります。
大規模ハイブリッドイベントや通訳ブース・展示などの什器設置を伴う場合に最適な会場です。また、HALL1とHALL2を連結してご利用いただけば最大で430名の収容が可能です。

・HALL2
約150名収容可能で、小~中規模の配信に適しています。
片側壁面がガラス壁となっており、一般的なイベントホールにはあまりない造りです。
ガラスを背景にして配信いただくなど、開放感のある画作りが可能です。

・KITCHEN
食分野のイノベーションを創出する目的で設計されたスペースです。『キッチン』の名の通り、厨房も完備していますので、食関連のイベントや懇親を兼ねたカジュアルな雰囲気での配信などに活用いただけます。また、HALLでの配信時にサテライトとしても利用いただけます。

・STUDIO
74平米と、BASE Qの中では一番小ぶりなエリアです。会場集客を伴わない完全オンライン配信や収録に最適です。

■対応しているイベント・配信プラットフォーム
 上述の通り、会場の選択肢もあるため、大規模アワード、セミナー・カンファレンスなどのハイブリッドイベントから、会場集客なしの完全オンライン、収録形式まで広いレンジのイベントでご利用いただけます。インタラクティブ性の高いグループディスカッションやワークショップも実施いただけます。
また、配信プラットフォームも特段制約を設けていないため、YouTubeLive、Zoomミーティング・ウェビナー、Facebook Liveなど様々なプラットフォームに対応しています。

※過去の開催イベントの詳細はこちらからご確認いただけます。
https://baseq.jp/event/

特徴的な部分をご説明しましたが、BASE Q配信パッケージプランの詳細はこちらからご確認いただけます。
https://www.baseq.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/q_package_plan_0224-1.pdf

ローンチの裏側を少し

 ここまでサービスの中身について説明させていただきましたが、せっかくお読みいただいたみなさんにローンチの背景も少しお話したいと思います。

2020年、コロナのパンデミックの影響によりイベント開催が困難な状況のなか、
言わずもがなBASE Qでのイベントも軒並みキャンセルとなりました。状況が状況でしたので不可抗力的な要素も多くあったものの、BASE Qのコンセプトにある、新たな価値創造・社会課題の解決という視点に立ち返り、『ビジネスイベントを再起動させるために我々ができることをやる』というシンプルな目的意識をもって設計に着手しました。
 ニーズ・課題の洗い出しや競合サービスの調査からスタートし、それ以降は配信・サービスのデザイン、検証、フィードバックのサイクルをひたすらに繰り返しブラシュアップを重ねていくのですが、なにぶん配信に関する知識もゼロスタートでしたので、用語や機材機能といったベースの学習にも多くの時間を割きました。

 また、設計において最も重視していたポイントは、『運営の内製化』という事です。配信業務を外部に発注するとなると、当然ながらその分コストアップしてしまうということ。そして何よりも個社毎の細かいニーズを叶えることが困難である、という大きな課題があったため、内製化による柔軟性の担保はマストでした。

 実際、イベントの設計と配信のフレーム・機材・コストが上手くバランスせず、実現したかったコンテンツを断念せざるを得なかった、という主催の皆様からのコメントも散見されたので、そこは我々のサービスで何としてもクリアにしたいという強い思いがありました。
皆様とイベントを構築していく中で、共にイベントの価値を最大化し、有益な情報を多く社会に対して発信していきたい、そんな想いがこのサービスに反映されています。

 そのような経緯を背景に、2020年に配信パッケージプランをローンチしました。黎明期は手探り状態ではあったものの、皆様のお力添えをうけ早3年、今ではHALLの主力メニューにまで成長することができました。この場を借りてあらためてお礼申し上げます。

最後に

 コロナのパンデミックはイベント業界に大きな打撃を与えましたが、同時に新しいアプローチやテクノロジーの導入により、業界全体が変革の過程に入っていると言えます。

 アクセスの容易性、コスト設計の柔軟性、スケジュールの節約、オンデマンド視聴の選択肢、などのオンラインのメリットを残しつつ、そこに会場参加の体験・熱量を戻したハイブリッド開催が現在地となりますが、まだまだ発展の余白を多く抱えていると考えます。

 まさに今回ご紹介させていただいた配信パッケージのように、イノベーション創出拠点BASE Qだからこそできる発想をもって、新たな取り組みやサービスの検討を継続して皆様にお届けしていきたいと思います。

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

※今年度まだ多少、空きもありますので、オフライン会場として、ハイブリット、配信会場など各種イベントご企画の際はお気軽にBASE Qまでお声がけください!

イベント開催のお問合せはこちら
https://www.baseq.jp/form/inquery/

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