BASE Q

“おーぷんいのべーしょん“なメルマガvol.6

みなさんまだ暑い日々が続いていますが、体調を崩していないでしょうか。
私はリモートワークがメインで、猫とも同居している関係で24時間空調を稼働して、安定した気温・湿度の中にいるので、比較的体調が良いです。
一方で、外に出るとうまく体温調整ができなくなったように思います。空調が効いた部屋で温度変化がない環境に慣れてしまうというものは、心身ともに影響を出すものだなと改めて感じています。
時々外で運動をして環境変化にも耐えられるようになりたいなと思ってジョギングしてみました。週1くらいで運動も習慣化していきたいですね。

さて、そんな今回のテーマは、以下でお送りしたいと思っています。

Q.覚醒するにはどうすればいいの?

先日、8月5日に「イントレプレナーの覚醒の条件」を題材にWebセミナーにてNPO法人二枚目の名刺との共同研究成果発表を実施しました。

*現在、BASE Q のYouTubeアカウントより、映像を見ることができます。
“BASE Q×二枚目の名刺 共同研究 イントレプレナー「覚醒」の条件”動画はこちら

このイベントは、活躍しているイントレプレナー(社内起業家)が、どのような条件が重なると「覚醒」するのか、というのがメインテーマでした。この中で私は、イントレプレナーの覚醒を含め、そもそも人はどんなときに変化するのか、という疑問を持ったのです。
今回は、この私の疑問を「聞かれたことには、とりあえず何でも答える男」であるBASE Q運営責任者の光村にぶつけ、その答えを私なりに咀嚼した「心の声」とセットでお送りしたいと思います。
以下、インタビュー形式でお楽しみください(笑)

阿部:人が大きく成長する瞬間ってあると思うんですけど、どういう条件が必要なんですかね。

光村:人が変わるためには、外部から刺激されることが重要なんだけど、もう少し細かくいうと「刺激のかけ算」が大事だと思うんだよね。つまり、「一回あたりの刺激量×刺激の回数」ということになる。強い刺激を一回、ガツンと受けて目が覚めたというケースもあるけど、だいたいは一定の期間に複数回の刺激を受けて変わっていく。ただ、気をつけないといけないのは、刺激を受ける頻度が少ないと、その間に元に戻っちゃうことがあるんだよな。

阿部(心の中):たしかに……。後に調べたところ、ドイツの心理学者エビングハウスも忘却曲線という理論で、人は忘れる動物だと提唱していた。刺激も同様に放っておくと消えて無くなっていく性質を持っているというのは妥当だろうな。

光村:そのため、人が変わるためには、弱い刺激を一定期間の中で何回も受け続け、「2歩進んでは1歩下がり、1歩下がっては2歩進む」ということを繰り返していく必要がある。
一回一回は強い刺激ではないけれど、高い頻度で刺激を受けられる代表的な場が、例えば会社や学校、家庭。そこで得た気づき、学びを反復する中で、本人も知らず知らずのうちに変わっているということは、よくあるよね。ただ、例えば会社なんかは、弱い刺激ばかりだとぬるま湯になってしまって、意識できなくなってしまったり、結果として変われなくなってしまったりすることがある。
強い刺激は、例えば自身の生死にかかわるような体験とか、価値観が揺さぶられるような出来事としておこう。

阿部(心の中):弱い刺激に慣れてしまう……。確かに、阿部も前職のリクルートで大きく影響を受けていたはずのことを、三井不動産やBASE Qに参画したタイミングで改めて思い出したな。人は所属する環境、その中で受ける刺激は、常に意識しておかないと影響を受けていることそのものも感じないかもしれない。

光村:強い刺激に遭遇するための機会をどうつくるか、というのは今、BASE Qでも新しいコミュニティ企画として設計中だと思うんだけど。では、どうすれば、弱い刺激を受け続けられる環境に身を置けるか。
前にも話したことがあると思うけど、付き合う人を変えるという方法が一番効果的だと思う。で、新しく付き合った人たちとどんどん、SNSを通じて交流する。そうすると、タイムラインにどんどん、新しい情報や気づきが表示されて、そこから刺激を受け続ける仕組みをつくることができる。

阿部(心の中):確かに、弱い刺激を受け続けるためには、文字通り日々触れ合う情報や人を変える必要があるな。具体的には、まとめサイトを見ていた空き時間をニュースサイトやテクノロジー紹介サイトを見る時間に変えてみるとかもあるかもしれない。
強い刺激は、他にもいくつかケースがありそう。ひとつは、先ほどお話しした自分から越境するというような自ら動くケース、前職のリクルート風に言うと“自ら機会を作り、自らを変えよ“ということ。社内ならまだしも、社外に向かって飛び出していくことは、決してハードルが低くなさそう。担当したプロジェクトやタスクの中で、強い原体験から刺激を受けるケース、担当した仕事で、覚醒のきっかけが得られるというラッキーなケースもありそうだ。

光村:まあ、弱い刺激だろうが強い刺激だろうが、それを受け続ける環境に意識的に身を置くことは、決して簡単なことではない。BASE Qのスクールやコミュニティ企画なんかは、その辺を強く意識して設計しているので、手前味噌だけど役に立つと思うけどな。で、覚醒すると、例えば社内の抵抗みたいなことでは心が折れにくくなるし、やり続けるチカラ、やり抜くチカラにつながるんだよね。

阿部(心の中):今、刺激を得られていないと感じている人が、弱い刺激を受け続けることや大きな刺激を受けることは、「言うは易く、行うは難し」ということ。ただそれ以上に得られるメリットも多いということだろう。

阿部:ありがとうございます!勉強になりました!

―会話終了。

阿部のセリフが延々「心の中」になっていることから察せられるように、光村が一方的に、マシンガンのように話し続ける問答となってしまいましたが、個人的には大満足な内容でした(笑)。

ということで、今回のアンサーは、

A.刺激の総量を確保することで、覚醒に近づく。

でした。

また、BASE Qはイントレプレナー候補の覚醒を促すことで、日本の大企業から多くのイノベーションが生まれることを志向しています。
先日の、光村のコラムでも紹介されましたが、新規事業というテーマを体系的に学びながら、 継続的な受講者同士のコミュニケーションで継続的な刺激を促すQスクール(9月3日オンライン開講)や、プログラム全体で、強い刺激と弱い刺激を継続的に促すコミュニティ企画など、イノベーション推進に欠かせない覚醒を促すプログラムをこれからも企画、推進していきます。

ご興味のある方は、ぜひ一緒に取り組みさせていただきたいと思っています。
なお、Qスクールに関しては、2020年度の応募締め切りが迫っています。
まだ募集枠がございますので、受講考えている方は、お早めにご検討いただけると幸いです。
共に学び、刺激を与えあえる関係を構築できることを期待しています。

追伸:前回も募集しましたが、光村や阿部にブログのネタにしてほしいこと、今回のように阿部から光村に聞いてほしいことなどあれば以下フォームよりお気軽にご連絡ください。
ご回答はこちらから

―“優れた問いから 優れた答えが生まれる” BASE Q-

今後ともお付き合いいただけると幸いです。

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阿部祐介(あべ・ゆうすけ)

1985年、愛媛県生まれ。筑波大学大学院を終了後、リクルートホールディングスに入社。ネットビジネスプロデューサー・マネージャーを経験。事業計画立案、商品企画、営業推進、プロダクトマネージャー・O2Oマーケティング、BPRなど幅広いプロジェクトを推進。2020年 三井不動産入社、BASE Qに参画。