BASE Q

“おーぷんいのべーしょん“なメルマガvol.11

※本記事は2021年8月5日にBASE Qメールマガジンより配信された内容を転載しております。

Q,11_痛風と会社

こんにちは、BASE Q 阿部です。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私は遂に⁉ 6月に痛風なるものを発症しまして、大いに痛い1週間を過ごしておりました。
今回のメルマガでは「痛風と会社のアナロジーに」ついて、緩めなトーンでお伝えしたいなと思います。
気軽に読んでいただければ幸いです。

痛風とは?

―痛風は尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です。 医学研究が進み、良い薬も開発されたため正しい治療を受ければ全く健康な生活が送れます(公益社団法人 痛風・尿酸財団HPより引用)

風が吹いても痛いという、まさに「痛いこと」自体が症状の病気です。
私の場合には、左足の親指の関節が見事に腫れていました。
足を地面につくだけで中々の痛みがある名前負けしない症状でした(苦笑)。

原因は生活習慣と遺伝

そんな症状の痛風ですが、生活習慣と遺伝が主な原因といわれています。

私の場合、魚より肉が好きで、いわゆるぽっちゃり体系。
運動はするが、有酸素より無酸素の方が好き。週に半分以上お酒を飲む。

じつは、これらはすべて痛風になりやすい人の持っている生活の特徴・ルールのようです。
また親族でも痛風がいるので、遺伝的なものも持ち合わせていたのでしょう。

痛風になって気が付いたこと

指の関節が痛くないって生活ってすばらしいことだなと思ったのは、もちろんですが(笑)、患部をかばうことで他の部分に悪影響がでてくることが結構気になりました。

具体的には、まず膝に負担がかかり、膝をフォローするために腰や右足に負担がかかり、さらにそれをフォローするために体全体に不調が出るといった具合です。
すぐに病院にいかなかったせいもありますが、たった数日で上記の症状が出てしましました。

治すには?

短期的には、薬による消炎鎮痛が有効です。病院でもらった薬を緊急対応的に飲むことで痛みは治まりました。

結果として3日程度で、なんとか歩けるようにはなりました。
ただこれは緊急対応でしかなく、本格的に治すには生活の仕方=ルールの変更が必要です。

例えば、肉と魚で迷ったら魚を食べること。水は1日1.5リットル以上飲むこと。アルコールをあまり飲まないこと。
激しい運動をするより比較的ライトな有酸素運動の習慣をつけることなど、生活のルールを変える必要があります。

放っておくとどうなるか?

先ほど引用した痛風・尿酸財団の説明には続きがあって、放っておくと非常に怖い病気にかかることになります。
やはり投薬に頼らない本質的な改善が必要なのです。

―しかし、放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、体のあちこちに結節が出来たり、腎臓が悪くなったりする重大な病気でもあります(同上)

痛風という病気を会社に置き換えてみると

生活習慣が原因の病気とは、要は「好ましくない状態を放置し、常態化してしまったものが、どこかのタイミングで一気に噴き出してくる」ということです。

これは個人だけでなく、会社にも言えることだと思います。好ましくない状態を放置することで、会社の組織やプロジェクトでトラブル(関節炎)が発生する。
そのトラブルは、患部だけでなくその他の部分にも悪影響を及ぼします(体の健康状態の悪化)。

会社は、組織やプロジェクトでトラブルが発生すると、短期的には人材を異動させたり外部にソリューションを求めたりという応急処置をして症状を抑えます(投薬)。ただし本質的な課題をほったらかしにしておくと、同じ部署でトラブルが繰り返し発生するだけでなく、同様の事象が会社のあちこちでも発生してしまいます(病気の重症化)。

本質的な改善により健康な会社になるためには、痛風において人の行動ルールを変えるのと同様に、会社ルール・制度の見直しによる会社内の行動変容を行う必要があるのだと思います。

脳が改善命令をしなかったら?

今回私は、痛風を経験して、自分の生活行動やルールを多少なりとも変更しました。自分がまた痛くなるのが嫌だし、今以上に健康を害するのは嫌だなと思ったからです。

しかしこれが、会社であればどうでしょうか。ルールを決定するのは役員や経営会議だと思いますが、実際に痛いのは社員や現場で、経営者は痛みを理解していないケースも多く、自分の設定した会社ルールが原因ではなく、トラブルを起こしている現場が悪いと思っていることもあるように思います。
自分の脳みそで健康に良くないルールを作って体を動かし、その結果として痛風になったのに、「足の関節の根性が足りんから痛風になるのだ」と言っているようなものですね。

また自分の身体だと、どんなに状態が悪くなっても自分についてきてくれますが、会社であれば、会社に見切りをつけた社員が離散していくことも起こってくるかもしれません(既に起こっていても気づいていない?)。

ではどうすればいいか?

現場(患部)から適切に声(痛み)を発し、経営(脳)に認識させることだと思います。
人間が健康診断や人間ドックを毎年受けるように、会社も定期的に診断をしていればトラブルの予兆をつかめ、対策をとっているかもしれませんが、実際には痛みが生じて初めて気づく、なんてことも多そう。

だから、痛みは表に出したほうがいい。
現場の声(患部の痛み)に気がついても放置し、脳が行動を変えないのであれば見切って別の会社(身体)に移ってもよいかもしれません。

まずは今の身体で声を上げてみてはどうかなというのが私の意見です。
逆に会社において脳みそを担っているような方にはぜひ現場の声を聴いていただきたいなとも思っています。

半分冗談みたいな話ですが、私自身も健康的な会社で、健康な身体で働いていきたいなと思う今日この頃でした。最後までお読みいただきありがとうございました。

今後もお付き合いいただけますと幸いです。

―“優れた問いから 優れた答えが生まれる” BASE Q-

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阿部祐介(あべ・ゆうすけ)

1985年、愛媛県生まれ。筑波大学大学院を終了後、リクルートホールディングスに入社。ネットビジネスプロデューサー・マネージャーを経験。事業計画立案、商品企画、営業推進、プロダクトマネージャー・O2Oマーケティング、BPRなど幅広いプロジェクトを推進。2020年 三井不動産入社、BASE Qに参画。